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まずは正しい知識を~男性の不妊症治療~


 

年々不妊症患者が増えてきており、

現在では5組に1組が不妊症問題を抱えていると言われています。

女性が不妊症の中心と考えられていましたが、

男性の不妊症の原因に大きく関わっていて、

その割合は男女比で考えても50%です。

今回は男性を主として不妊症に関してお話していきます。

 

不妊症

不妊とは妊娠を望んでいる男女が、

性行為に及んでいるのにも関わらず、

1年経過しても妊娠しないと不妊症と言われています。

不妊症は病気ではありませんが、

病気などの原因に関係なく子供ができない人を不妊症と呼びます。

※日本産科産婦人科学会で不妊の一定期間を1年と定義

 

不妊症の原因

男性の不妊症の原因は

「射精時の問題」と「精子の問題」で大きく2つに分かれます。

射精時の問題

・勃起障害

いわゆるEDで性行為できないことに原因があります。

・膣内射精障害

理由は様々ですが膣内で射精をすることができないということ。

・精路通過障害

精子がペニスの中で詰まり、射精はできても精子がでてこない。

 

精子の問題

・加齢による影響

男性は35歳以降から精子の質が低下していくと言われています。

・造精機能障害

精子の数が少ない、または精子の運動性が悪くなること。

・無精子症

射精時の精液の中に精子がない状態。

 

不妊症の治療期間

症状によって大きくことなりますが、

薬による治療は長い場合3、4年

手術によっては2ヶ月と言われています。

 

不妊症の費用

医療機関でバラバラではありますが、

薬のでの治療では2千円~20万円

手術を行うと20万円~70万円が相場となっているようです。

1年ごとに50万程が平均として上がっており、

1年未満では総合平均6万円

3念以上になると総合平均130万と

何度も治療を行うために費用がかかっています。

 

助成金について

国からの助成金をもらえることがあります。

保険適用外の「体外受精」と「顕微受精」を行った場合が対象となり

医師からの認められることが必要となります。

詳細については、厚生労働省(不妊に悩み方への特定治療支援事業の概要)こちらを参照

 

不妊症の検査

精液検査は医療機関や検査内容によってバラバラですが、

1千円~3万円くらいといった感じが相場として考えられます。

その他に、医療機関での検査に抵抗ある男性には

自宅でできる精液検査キットなどもあるので、

まずはそちらを使用する方法もあります。

費用は5千円~1万円程となっています。

 

不妊症の対策法

不妊症への対策は医療機関での治療が中心となります。

日常生活からの食事や運動による改善方法もありますが、

臨床的に根拠がないものが多く、

そのため今回は医療機関での治療法をメインに紹介します。

・薬の投与(ビタミン剤や抗うつ剤など)

・手術(精路通過障害などの手術)

・人工授精(非配偶者からの精子提供など)

 

おわりに

不妊症問題は年々増加してきています。

男性もより積極的に、

不妊症の知識をつけていく必要があると思っています。

いざ問題に直面しても、

すでに問題を抱えていても、

今後どうしていくかをお互いに話合うために必要だと考えているからです。

オトコラボでは、男性の不妊症への考え方を深くして頂くために、

今後も様々な角度から問題に触れていきます。






出展元:日本産科婦人科学会-不妊-
オトコラボ-OTOKOLAB-