「COCOA」とはどんなアプリ?
「COCOA」は、新型コロナウィルスのPCR検査で陽性となった人に接触したかどうかを確認できるアプリです。
厚生労働省が管轄していて、PCR検査で陽性となった人と1メートル以内、15分以上接触した可能性がある場合に通知が送られてくるというものです。
通知後、自身の症状などを入力することで検査の受診の案内など的確な指示が出され、陽性者との接触の可能性と、医療機関でのサポートの受け方などを素早く的確に知らせてくれる便利なアプリです。また、厚生労働省が管轄しているということもあり、陽性者と接触したとされる方は早くPCR検査を受けることができるといった利点もあります。
「COCOA」の使い方と仕組み
・インストール~利用開始まで

「COCOA」はスマートフォンにインストールして使用するアプリです。AppStoreなどで「接触確認アプリ」で検索するとすぐに見つかります。また、厚生労働省のサイトにQRコードが記載されているので、そこからダウンロードすることもできます。

インストールが完了したら、利用規約に同意していただき、接触検知を有効にするだけです。

陽性者との接触を感知するのにbluetoothを使用するので、bluetoothが有効になっているかどうか確認したほうが良いでしょう。


・自分が陽性の場合はどうすればいい?
PCR検査で陽性となった方は、「COCOA」上で陽性であると報告します、すると、厚生労働省から処理番号が発行され、これを「COCOA」に入力することで陽性登録者となります。
陽性登録者のスマートフォンと接近することで利用者のスマートフォンに接触通知が届くことになります。
「COCOA」ユーザー同士で接近した場合、14日間記録が保存されます。14日以内に接触した方が陽性登録すると、何日か前の接触通知が来ることもあります。

インストールするべきか否か
このように、使い方はシンプルでカンタンです。厚生労働省は、より多くの人がこのアプリを利用することで新型コロナウィルスの感染拡大防止につながると考えていますが、目標数にはまだまだ足りていない状況です。
このアプリの使用と、陽性者の登録に義務はありません。また、陽性者の登録時の処理番号の発行が遅れているようで、陽性であるのにアプリ上で認識されないなど、現状幾つかの問題があるようです。
今後、このような問題が改善され陽性登録者数が伸びてからがこのアプリの本領発揮と思われます。接触した記録は14日間保存されますし、前もってインストールしておいて間違いないと思いますし、ユーザー数が増えるほど感染拡大防止につながるので、是非とも利用してほしいと思います。